東京回遊:3日目

「回遊」だなんてまるで観光みたいじゃないですか!

でもそれでだいたい合ってる4日間のうちの、3日目の記録。

朝。
6時頃だっただろうか、友人が所用で渋谷に出なければならないらしく、モソモソと3人とも起き出した。
出発前にちょっとしたハプニングもありつつ見送る。
私も予定では午前中から行動を開始することにしていたが…通勤ラッシュには遭遇したくない。
更に悪いことに、昨日の夕飯と酒が響いたのか、食欲が無い。胃もたれを起こしている。
胃腸薬やらエビオス錠を頂き、朝食は味噌汁を啜うのみだった。

そうこうしていたら、いつの間にか二度寝していたらしい。
そろそろお昼という時間帯に差し掛かっていたのでいい加減動き始めることに。二度寝したらだいぶ調子も良くなった。
JR埼京線と山手線を乗り継ぎ、私は無事原宿駅へ到着した。

天気は最悪。真冬とはいかないまでも、かなりの寒さ。と、止む気配のない雨。
1日目の夜のように、片手で携帯傘、片手でカメラを持ちながら散策を始める。

Day 3 : Omotesando

晴れていたら表参道を歩くのもアリと考えていたが…。表参道ヒルズは外観を眺めただけ。
ここではMoMAストアに寄った程度。というか、少なくとも私のような人間が雨の中一人で歩き回るエリアではないなと悟ったのだ。

Day 3 : Harajuku

聞き覚えのあるブランドのショップがあちこちに見受けられたが、外から眺めるだけにとどめた。
今回は資金も乏しかったし、別に買い物に来たわけではない。あくまで散策。
H&Mには入ってみたが、物欲を刺激されるモノは特に無かった。
お土産代わりにUT STORE HARAJUKUで1000円もしないボトル詰めTシャツを買った。

Day 3 : Shibuya

原宿は適当に見切りをつけて、徒歩で渋谷を目指す。
自転車だったらすぐに着く距離だろうな。原宿では100m歩く毎に競輪フレームのピストが路上駐輪されていた。

Day 3 : Shibuya

なんとなく、原宿より渋谷の方が居心地が良いと感じた。
ゴミゴミしてるけど、変に着飾ってないというか。

Day 3 : Shibuya

或いは、私が潜在的にB-BOYだからだろうか。いやそれは絶対にありえない。

Day 3 : Shibuya

ミクロな視点で眺める東京は実に刺激的で面白い。

Day 3 : Shibuya

多くの人達にとってはただの落書き、ただの汚れだろうけど。

渋谷ではGAN-BANというレコードショップ(ここも今回ぜひ行きたかった店の一つ)、東急ハンズに寄った。
それから代官山まで足を運ぶつもりだったが、止まない雨に嫌気が差し、時間的に少し早かったが渋谷から立ち去ることにした。

山手線で辿り着いた駅は、池袋。ここが今日の友人との集合場所だったのだ。
時間が残っていたので、池袋のとらのあなでも探すか、ということで散策を始めたのだが、更に雨足は強まり気温は急激に低下してくる。
とらの場所も分からずこのままでは野垂れ死にしてしまいそうだったので、急遽駅近くのマクドナルドに避難。
コーヒーとハンバーガーで、集合時間まで一服。

17時になったので池袋駅へ行き友人と合流。
今日の「戦場」へと足を運んだ。
都内では割と多く出店してるらしいが、明らかに地元ではまず見ない雰囲気の、洒落たお店。しかも安い。
福岡にも出店して欲しいものだ。需要はあるはず。

もう一人の友人とも合流し、各々カクテルやウイスキーを注文し和やかな時間を過ごしていたわけだが、ある一言がキッカケで事態は一変した。

Day 3 : Ikebukuro Spirytus Night

それまで色鮮やかなカクテルなどが並んでいたはずの我々のテーブルには、今やこの世で最も純度の高いアルコール飲料が無言のオーラを放ち鎮座なさっている。
そのお酒の名は「スピリタス」という。
ウォッカの一種で、実に70回以上の蒸留を積み重ねられたそのアルコールの度数はなんと96度。火が点くレベルである。
こんな天までブッ飛びそうな高純度のアルコールを3人で次々と飲み干していったのだ。どうかしてる。
今までお酒には弱いと思っていた友人までもがグイグイ飲んでた。どうかしてる。
3人で結局何杯注文したのかもはや覚えていない。だが概算で私が2杯、他の2人が3杯分飲んだ計算になるそうだ。どうかしてる。

Day 3 : Ikebukuro Spirytus Night

事態は泥沼化の様相を呈していたが、私が2杯でついにダウンしてしまったため、幾分冷静になったその場はお開きとなった。
このままでは悔しいので、次回こそは私も3杯の領域に達したい。こういう事を考える時点でやっぱりどうかしてる。

外に出たらすっかり路面は凍り付いていた。
どうやら雪がふったようだ。3月の東京都心だというのに。地球もどうかしてる。

Day 3 : JR Kita-Urawa station

埼玉の方は更にひどい有様だった。
当たり前に積雪している。まるで雪国にたどり着いたかのようだ。

Day 3 : Saitama University

積雪した地面を普通のスニーカーで歩いていたら、いよいよ足の感覚がおかしくなって、友人宅に帰って靴下を脱いだら、赤く変色していた。
なんだこの仕打ちは。ドッと疲れた。
この日は布団で寝ることが出来たのが幸い。友人に感謝。

4日目に続く。

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